禅語と共に毎朝のルーティーンの中で「にっぽんのいろ」も書写をしています。
365日にっぽんのいろ図鑑 では、1日1色365日にわたって日本にゆかりのある色を紹介してくれています。
数多くの色名を知れる事も、もちろん興味深いのですが、それぞれの色の歴史や成り立ちの時代背景などが解説されており、色によっては、平安時代の頃から存在していたり、江戸時代になって出来た色だったりと「色」はその時々の「時代」を映す鏡である事が良くわかります。
個人的に興味を惹かれた、日本の色を幾つか抜粋しますと、
- 東京白茶
- 鴨川鼠
- 團十郎茶
(抜粋:365日にっぽんのいろ図鑑 より)
などなどですが、上品な色味とその歴史や背景を感じるとより知的好奇心が満たされて幸せな気持ちになります。また、この本には、月毎に該当する七十二候や二十四節気についても記載がありますので、そこでも季節を感じながら読み進める事ができます。
尚、作者の暦生活さんのWebページは以下になりますが、併せてSNSも展開されていらっしゃいます。
日常に日本の色と季節を取り入れて見るのは、とても良いです。自分の誕生日や記念日の「にっぽんのいろ」を知って「自分カラー」として採用して見るのも良さそうです。