書く効能・詩のある暮らし

書くことは癒し。詩のある暮らしを求めて綴っています。

「ブックサンタ2023」しました。

幼少期、僕は正直、絵本の記憶はあまりなくて保育園や幼稚園などでは読んでいたような気もしますが、特に印象的だった個別の作品などは思い出せません。

ただ、何故か父は、藤子不二雄さんの漫画だけは沢山買ってくれていました。特におねだりした記憶もないのですが「ドラえもん」「パーマン」「忍者ハットリくん」などなど藤子不二雄作品だけは、1巻から最新刊までほぼ全てが揃っていました。父が自身で好きで読んでいたような素振りもなかったのですが、知らない間に、僕の心は藤子不二雄さんたちに育てられた部分も大きいのかも知れません。

ということで、多くの子どもたちに多くの本を読んでもらいたいなぁ、と思いまして、取り扱いのある近所の書店で「ブックサンタ」してきました。今まで知らなくて、今年になって何かのメディアで見て知ったと思うのですが、初参加してきました。

まだクリスマスまでは2週間ほど日にちはありますが、僕の住む地方の小都市では「24冊」でした。市の人口が10万人なので、商圏もありますが、もう少し増えても良いような・・・これからを期待して書店を後にしました。

残念ながら、昨今の日本では格差が広がり、経済状況も悪化する中、恵まれない子どもたちも増えている様に感じます。「親ガチャ」などという寂しい言葉が当たり前にならないように、どのような境遇であっても、多くの子どもたちが、少しでも感謝の気持ちを持ってくれる環境へと祈りながら、絵本を選んでみました。自分にとっても良い経験です。

近所の書店の絵本の品揃えは悪くなかったのですが、何せこちらの知識が乏しいものでしたので、平積みの書店オススメも参考にしながら、度々目にしていた「ヨシタケシンスケ」さんの絵本にしました。

この取り組みは、子どもたちも、本屋さんも、僕も「ほっこり」できる良い取り組みだと感じました。これからも参加を続けたいです。