書く効能・詩のある暮らし

書くことは癒し。詩のある暮らしを求める日々を綴っています。

画家「小笠原あり」さんを語りたい。

10年程前くらいからになるでしょうか。

会社員のキャリアとしてもピークだった僕は、便利なものがどんどん作られて、それらを消費する多忙な暮らしの中で、自分自身も日々取り込まれている環境に、少し疲れてしまった時です。

作り手さんのデザインや想いの表現、手の込んだ工夫が感じられるハンドメイド作品の魅力に出会います。

1300万作品が出品中!作り手のこだわりが詰まった作品に出会える。Creema

それからというもの、自分へのご褒美や何かの記念に、本当に気に入ったものを吟味して1つずつ買い求めては、作品を眺めて癒されたり、元気をもらっています。

「小笠原あり」さんの作品に出会ったのは、ハンドメイド作品の通販サイトで有名なCreema / クリーマで自分の好きな世界観を探していた時です。最初に目にした時には「これ!」とハッとした気持ちを覚えています。数ある絵画作品から、めっちゃ悩んで、少しずつ買い揃えています。

小さな絵画を額縁とともに販売されている作家さんです。絵画には以前から興味はあったものの「見る」ばかりで「絵を買う」というのは、なかなかハードルが高いものでしたし、スクリーントーンなどの複製画の販売がほとんどでしたが、小笠原ありさんは「原画」を販売されています。

それぞれの作品に添えられた作品名からもメッセージを感じる事ができ、僕の一番のお気に入りは「いつかの記憶」で、幾つかのサイズや額縁のバリエーションがありますが、その「世界観」に魅入ってしまいます。

www.creema.jp

確か「墨」を使われていた様に記憶していますが「黒」を中心にほんのりと顔料やアクセントのラメが光ります。小ぶりな作品なので、色々な場所に飾れます。僕の好きな小説家の「吉田篤弘」さんや、イラストレーターの「日下明」さんの世界観にも共通する寓話的・幻想的な世界観が大好きです。